「嘘をつく日」ではなかった日本のエイプリルフールとは?
2020/03/19
「嘘をつく日」ではなかった日本のエイプリルフールとは?
こんにちはー!青霄書法会の武部です!
桜の開花宣言があり~
ぽかぽか陽気も続き、
春になりつつあるなぁと思う今日この頃。
4月といえば~『エイプリルフール』!!
企業さんでは、エイプリルフールに
面白い広告や発表をすることもありますが~(*´ω`*)
エイプリルフールの起源は明確でなく…
▼フランスでは
16世紀時分、新年が3/25とされていて、
4/1まで新年のお祭りをしていたそうですが、
シャルル9世が1/1を新年とするグレゴリオ暦を採用。
市民は、反発して4/1を「嘘の新年」としてバカ騒ぎ。
それに怒ったシャルル9世がその者達を処刑した為、
それに対する抗議と追悼の意を込めて「嘘の日」となった。
▼インド仏教徒では
春分の日~3月末まで修行を行うのですが、
修行の終わった4/1には俗世に戻ると、
すぐに迷いの境地に至る…ということをからかって、
「揶揄節(やゆせつ)」と呼ばれるようになった。
他にも~
・ノアの方舟に出てくるハトのお話
・フランスの4/1の「プワソン・ダブリル」のバカな魚説
・ユダの嘘を忘れない為の日
などなど、諸説あるそうですが~
このエイプリルフールの風習、
日本には江戸時代に伝わってきたのですが、
その当時は『嘘をつく日』ではなかったんです!
当時の日本では、4/1を『不義理の日』とし、
「嘘をついていてごめんなさい」
「借金を踏み倒してごめんなさい」
など、義理に反することを詫びる日として、
お手紙を書いていたらしいです~!
今のような「嘘の日」として
エイプリルフールが根付いたのは、
大正時代からだったとか!
なんともまぁ…日本らしいというか(*´ω`*)
言わないといけないけど、ちょっと…言いづらいぃい。
「詫びを入れる」きっかけになる日として
取り入れる感じが、なんだか愛くるしいですね笑
新年に「今年は新しいこと始めるぞ!」と言いつつ、
まだ実現できていない、そこのあなた!
エイプリルフール=不義理の日をきっかけに、
今こそ立ち上がってみてはいかが?☆
新しいことが、「趣味」「書道」であれば、
是非、青霄書法会へお越しくださいませ~♪♪
お待ちしています!