書作品と篆刻。日本の印鑑文化を考える。書道のことなら大阪の書道教室「青霄書法会」へ!!

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書作品と篆刻。日本の印鑑文化を考える。書道のことなら大阪の書道教室「青霄書法会」へ!!

2022/10/07

書作品と篆刻。日本の印鑑文化を考える。書道のことなら大阪の書道教室「青霄書法会」へ!!

 

みなさん、こんにちは~!青霄書法会の神谷です!

 

先日、単発の篆刻講座がございまして~

梅径先生のもとで、生徒さんが自身のハンコを

集中してホリホリしていらっしゃいまして!

 

梅径先生から、

「●●さん、とっても上手に彫れてましたよ!」

と、声を掛けられた生徒さんが、

とっても嬉しそうに、照れくさそうにしているのを

見ていて、こちらが嬉しくなるほどでして(#^^#)

ほっこりしました~へへへ~

 

恥ずかしながら書道初心者の私は、

『印』というものでいえば、

一番親しみのあるものは自分の印鑑でして~

 

高校卒業の際、学校から卒業記念として、

判子をもらいまして!

苗字は変わる可能性があるので、

下の名前を彫ってもらって、

いまなお銀行印などで使用してます★

 

コロナ禍で印鑑・押印文化の見直しがいわれ、

電子印鑑を導入する企業も増えて、

脱ハンコの動きもありますが…(´ー`)

 

そもそも印の歴史は、

5000年前のメソポタミア地方が起源だそうで、

石や宝石の印鑑を有力者たちが持っていたんだとか。

 

その文化が中国を渡り日本に伝わり~

日本の最古の印鑑として、

日本史でも有名なあの「漢委奴国王」の

金印につながるんだそうですよ★

 

日本の印鑑も、有力者が保持しており、

大宝律令制が整ったのち、

公印として押すものとして管理されたらしいです~

 

公印以外は、郡だったり寺社だったり、

平安時代になると公家や領主だったり、

その後僧侶や大名・将軍の印が出てきて~

 

一般に印が使われるようになるのは、

江戸時代に商工業が発展していくにつれ、

権利義務関係を証する文書に印が押されるように。

 

明治維新で庶民も苗字を名乗るようになって、

法律でもサインじゃなくて印鑑おしてね!という

御触れが出たこともあって、

どんどんハンコ文化が加速したんだとか!

 

そももそ、印自体が「自分である証」ですから★

私も自分の印鑑を持つようになって、

なんだか一歩大人になった気がしていたのを

今でも思い出します。

 

書作品にも、自身の作品の証として

印を押すことが作品たらしめることもあって、

みなさん作品を書かれてから、

印の位置を決めて押印するときまで、

ドキドキされているとおっしゃっていました(>_<)

 

書作品には、自身の証のお名前の印だけでなく、

作品の右上の部分だったり、下部だったり

いろんな印がありまして、

初心者の私はそのお話を聞いただけでも

「おお、書道って奥深いんだなあ」と

感心したのを覚えております!

((ど素人ですので、ご容赦を!))

 

篆刻のお話もですが、日々のお稽古でも

小学生ぶりの私からすると、

とっても面白さを感じることが多くてですね!

 

小学生の頃は単にお手本に書かれている漢字を

墨と筆でうまく書く事だけを

考えていた記憶があるのですが…

 

教室での講師が生徒へ

アドバイスしている内容を聞いていると…

「この線は、筆のこの面を使って、

スピード速くこすりつける感じで書いて…」

なんて、筆の面の使い方や腕・指の動かし方を

説明してもらいながら、朱書きで実演を含めて

指導してもらえるんですよね!

 

それを自分で思い通りに書けるようになるまでは、

何度も何度も練習して、繰り返していくことが

お稽古の基本にはなるのですが笑

 

単に書いていただけの小学生の頃とは違い、

自分の体をコントロールしつつ、

筆の動かし方を想像したり、

墨含みのことを考えたりと、

ある意味で難しさが面白味に

つながっているんだな-としみじみ★

 

「書道のお稽古も面白そう!」と

思っていただけましたら、

是非とも当会とご縁があれば嬉しい限り♪

 

ご見学は教室開講中であれば、

いつでも受付可能ですので、

お日にちがお決まりになられましたら、

事前にご連絡いただけますとご案内がスムーズです★

 

ボールペン・筆ペンであれば、

「氏名・住所を美しく書く」無料体験を

受付しているクラスもございます(^^)/

ご希望の方は詳細をご確認の上、

お申込みフォームより事前予約をお願いします!

 

お問合せのみも大歓迎!

ご連絡、お待ちしております(#^^#)