“読み書きそろばん” ―― 字を美しく書くということ ――
2021/01/19
“読み書きそろばん” ―― 字を美しく書くということ ――
みなさん、こんにちは~!青霄書法会の神谷です!
先日、新年になったし、そろそろ仕切り直して、
「今年は何をやりたいか」を考えてみませんか!
というお話をしましたが~
わたしのお家を出て、大きな交差点に向かうのに、
さむさむっともじもじ歩いていると…
「そろばん教室」の文字が。
ああ…読み書きそろばん、だな。
ってなりましたね、はい☆
そういえば、今クールのドラマで、
「ここは今から倫理です。」というのがありまして~
主人公の先生の女性のタイプの話になった際に、
「花魁って知っていますか?……
私は教養のある女性がタイプです。」
みたいな会話があるんです。
江戸時代、遊郭で遊女たちは、
それこそ『花魁』と呼ばれる地位まで上り詰めるため、
「気品の高さ」が求められ…
・読み書き
・書道
・茶道
・生け花
・和歌/俳句
・琴/三味線
などなど、基礎教養と芸事に加え…
囲碁・将棋もお勉強するし、
政治などなど難しいお話にも
精通していたそうでして!
遊郭に来られるお客様は、お金持ちの方だったので、
お客様とお話するには知識が必要だったんですよね!
お客様からも、「これどう思う?」なんて、
政治のお話に意見を求められることもあるそうで~
ただお話を聞いていれば良いのではなくて、
『理解して自身の意見を伝える』レベルまで
必要だったそうです(>_<)
遊女がお客様にお店に来ていただくために、
日々していたのが【お手紙】を書くことだそうで!
「最近いらしてないけど、あなたのお姿が見られなくて寂しいわ」
なんて、思いの丈を文にしたためて~
美しい字でそんな可愛らしいことを言われると、
ついつい遊郭に足を運んでしまう…というのが
お客様のお気持ちだったのでしょうね(*´з`)ふふ
ちまたでは「字の美しさは遊女を見習え!」なんて
ゆわれるほどに、美しく文字を書くことを鍛錬し、
書道を学んでいたそうです☆
現在でも、やはりお手紙を書く際に気になるのは、
「字が汚いから、見せるのが恥ずかしい…」
のように、自分の字の綺麗さだと思っていて!
それって、もらった側にどんな印象を与えるか、
はたまた、書いた字から、
自分のイメージがどんな風にうつるのか、
そういうのが気になるんだと思うんです(´ー`)
今年は、『美しく字を書く』ことを目標に、
「“書くこと”に親しむ1年にしたいなぁ」と
思っていただけた方は、
是非、当会でお稽古されてはいかがでしょうか?
教室に通っていただければ嬉しいかぎりですが、
オンラインや郵送添削などのコースもございますので、
ご検討くださいませー(#^^#)
お待ちしています!