プロポーズは『和歌』に秘められた言葉☆平安時代にさかのぼって…♪♪
2020/02/28
プロポーズは『和歌』に秘められた言葉☆平安時代にさかのぼって…♪♪
こんにちは~!青霄書法会の武部です!
書道のご依頼で「百人一首」を書いたり、
かなの文の題材として「百人一首」を引用したり…
最近、「百人一首」に触れる機会が多くあり~(#^^#)
百人一首って、小中学校で触れて、
覚えたり、かるた大会をしたり~
そんな記憶があるのは私だけでしょうか?
由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え
ゆくへも知らぬ 恋の道かな
―――曽祢好忠
こんな訳っぽい))
由良川の速くて荒れる河口を漕いでいる舟人が
櫂を失くして困って漂っている…
行く末も分からない私の恋の道のようだ
「恋の道」という、
現代でも使うようなワードで
どストレートに表現していることに親近感がわき…
私が唯一覚えていた和歌です笑
この『和歌』ですが~
平安時代では「政治的な役割」を担ったものでしたが、
その一方で男女が想いを伝える「プロポーズ」の
手段でもあったそうで~(*´ω`*)
男性が想いを伝える和歌を送り~
女性がそれに返歌をする~
そうやって思いを伝えていたんですね!
平安時代以降は、貴族⇒武家色が強くなり、
和歌の文化自体が衰退していき~
この「手紙」でのプロポーズの文化は、
なんと!江戸時代に再来したんだそう!
寺子屋で読み書きを庶民ができるようになり、
男性が手紙や贈り物で猛アタックしていたそうです☆
ちなみに、この江戸時代には、
決めセリフや恋文の書き方の本が
出版されるほどだったそうで~
日本でプロポーズに指輪が登場するのは、
1970年以降だったそうですよ!
そんな「和歌」から始まったプロポーズ。
今年の結婚記念日には、
お互いの思いを込めた「手紙」を
書き合うなんていかがでしょうか~??
「いやー、字が汚くってね…」というあなた!
書道教室に通って
「文字を綺麗に書く習慣」をつけるのは、
いかがでしょうか???
興味がわいた方は、是非、青霄書法会へ!
お待ちしています~♪