樽酒の紙ラベルが書に通ずる?!日本酒ラベルに書道が見え隠れ!!書道のことなら「青霄書法会」
2022/05/26
樽酒の紙ラベルが書に通ずる?!日本酒ラベルに書道が見え隠れ!!書道のことなら「青霄書法会」
みなさん、こんにちは~!青霄書法会の神谷です!
コロナが落ち着いてきて、
飲食店も少しずつ活気が戻りつつあり~
お店を横目で見て「結構人はいってるなー」
なんて思いながら、テクテク歩いていて~
お店の軒先に、日本酒ボトルがいっぱい
並んであるお店に目が留まりまして~
日本酒のラベルって、ほんとうに
それぞれ個性があって素敵で!
日本酒のボトルには、
筆文字が多いですし、
それこそフォント活字入力でなくて、
手書きのものもたくさん★
当会主催の展覧会「青霄書法展」では、
はがきや色紙などの小作品の
取り扱いがあるので、
普段月例課題をお稽古している生徒さんも、
作品作りを楽しんでいただけます!!
毎年、小作品を変えておりまして~
『日本酒ラベル』を小作品として
自身の筆でラベルを書いて、
ボトルを並べたこともあるんですよ☆
日本酒ラベルの起源には、『酒樽』に貼られた
木版の刷り物ではないか、と言われているそうで!
江戸時代では日本酒は樽に入っていて、
樽に直接型釣りをしていたそうで、
ラベルはなかったそうです~
明治時代になって、酒銘を木版の刷った、
紙ラベルが登場し、当初は酒銘と鋳造元を
墨一色で刷っていたらしいのですが、
すぐのちに色がついたり、お花の絵柄が入ったり!
現在の樽酒にも貼ってあるような、
鮮やかでもはやアートのようなものへと進化。
そんな中、紙ラベルには印が押してありまして~
右上には酒銘を引き立てる文言が、
左下には蔵元名と「吟醸」などの文言が、
押印されていてですね!
これが、【書道】にも通ずる、
冠帽印と落款に酷似しているんでは?
という説があるそうで~(#^^#)
蔵元のお名前と印がついてある感じなんか、
まさに落款だなーと思っておりまして!
書道未経験であるわたしではございますが、
教室で条幅を書かれていたり、
大作の練成会だったり、
月例課題の審査の補助だったり、
いろんな場面に立ちあわせていただいていて~
書き上げた書作品に、
落款の位置・白朱・色味をみなさん、
「どこがいいかなー」と悩まれながら、
最後に印を押した瞬間に、
「うわー--印かけたー----」と、
キレイに印が押せず落胆されいる瞬間も
目にしておりますので笑
書作品を書いた証である落款、
書作品に色を添える落款、
その大事な落款を含めた
「書」要素がある樽酒の紙ラベルが、
いまなお日本酒ラベルとして残って
いることがステキだなーと思いました♪
書道のお稽古をお考えでしたら、
是非当会でご縁があれば嬉しい限りです!
教室内でのお稽古も、
オンラインでのお稽古も、
多数コースをご用意しておりますので、
お気軽にお問合せください!
また、当会では競書誌「青霄」を発行しており、
段級位を取得することができます。
「師範」を目指してお稽古に励む生徒さんが
たくさんいらっしゃいますよ(#^^#)
その他、作品揮毫や書作品のオーダー、
書道パフォーマンスのご依頼や、
書道ワークショップ運営など、
書道に関する事なら、なんでもご相談いただければと
思いますので、お気軽にご連絡くださいませ!
ご連絡、お待ちしています~♪